なんか3年ぶりくらいの気がするな。
とおもってしらべたら一年ぶりのブログでドン引きしています。
SANZUIです。
<=SANZUIのノイズの洪水=>
ラップの歌詞を考えるわけです。
言葉と音について悶々とする。
面倒なので詳しくは書かないが、
この世の言葉には意味と音があって、言語学なんかの言葉を言葉で語る倒錯行為においてもまず第一に必ずでてくる話題だ。
で、日常、例えば電車乗ってるときとか、
ふと気持ちのいい、「声に出して読みたい駅名」が出てくることがある。
記憶に根強い最初のケースは関西は大阪、地下鉄谷町線の中での「谷町九丁目」。
これはやばい。母音でいえば
あいあいううおうえ
Ai Ai Uh Oh Yeah!
リズムよく歌わずにはいられない。
あいあいうーおいえ!あいあいうーおいえ!谷町九丁目!谷町九丁目(はい!)谷町九丁目(はい!)谷町九丁目(はい!)
合いの手だっていれたくなる。
これは、三丁目や四丁目ではだめなのである。
谷町九丁目谷町九丁目。九年ぐらい、イヤーワームのように私はこのリズムに呪われている。
ほかに、大阪だと「高槻」もよい。
タカツキタカツキ、チーッタカ、タカツキタカツキ
多分両手首で小気味よく細長いバチを幾重に震わせ、腰にくくられたドラムを鳴らす、のっぽの外国人楽団がでてきたのではないだろうか。しらんけど。
駅名の語感の面白さを材にとっていたのがラーメンズだった気がする。しん「ばっ」し(新橋)などと発音するコントを。
小林賢太郎テレビでは「戸塚区」を使って、と、つ、か、く(チクタクのイントネーションで)と繰り返し曲を作っていた。すごいなあと思った。
そう、東京だって負けていない。昔やっていたNHKのゆうがたクインテットでは山手線の駅名を楽しく並べて歌っていた「東京神田秋葉原~」と歌う時の「あきはばら~」の、気持ちよさ。特に「はばら」のあたり、舌が気持ちよくべらべらとなり、官能的というか、大変におつである。もうね、たまりませんよね。ぐへへへ。
いまは「高輪ゲートウェイ」ができてしまったので、山手線はうまく歌にはできなくなってしまった。
「高輪ゲートウェイ」ときたら口は「品川シーサイド」とつなげたくなるのが人情だ。
「品川スーサイド」と勘違いしてドキッとすることもある、りんかい線(「東京臨海高速鉄道」、これも舌に気持ちいい。英語アナウンスになるとこの後に「line」と続いてもっと気持ちいい)の駅である。東京ビッグサイト(国際展示場)に行くときに通るので聞いたことのある人も多いのでは。
「高輪ゲートウェイ」「品川シーサイド」に「藤崎マーケット」を足して三点セットとして、シソの葉を添えてもよい。
さて、ここで最後に、東京で一番声に出して読みたい駅名を特別にお伝えする。マジで声に出して読みたくなるので、注意されたい。それは
馬喰横山(ばくろよこやま)駅 である。
思い切り唾を飛ばしながら、やけくそのように「ばっ」と発し、よこやま、あたりは残響のようにごにょごにょと発音されたい。
右回りに円を描く矢印(ばくろ、というより、バっ!クルッ、と想起しよう。舌の動きを意識して。大丈夫こわくないよ。)からの小さなこんもりした丘の続くyokoyamaである。
ちなみに私の身近にいる横山さんという人物は温和でおしとやかな方なので、最初この駅名を見て「うまくいよこやま」と読んだときは笑い転げた。ちなみにすぎるな。
こんなご時世だからこそ、出せるときはみんな、声をだそう。大声を出そう。
わあーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!
<今日のまとめ>
馬喰横山爆走中獏爆殺で漠々と柘榴の末路となるを暴露暴露馬喰横山。
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